新車を購入するとき、事前にほしい車について調べると思います。
そんなとき、もう少しで『新型モデル』が発表されると知ったら、あなたはどうしますか?そのまま現行モデルの『最終モデル』を購入しますか?
それとも『新型モデル』が発売されるまで待って、新型モデルを購入しますか?
実は、『新型モデル』『最終モデル』どちらを選択しても、メリット・デメリットが存在します!
購入してから後悔しないように事前にメリット・デメリットを理解しておきましょう!
『新型モデル』のメリットとは?デメリットとは?
新型モデルのメリット
【新しいデザイン・性能もUP!・街中であまり走っていない】が挙げられます。
さらに発売されたばかりなので、3-5年後に売却するとしても比較的高く売れる(リセールバリュー)を期待することができます。
また、最新の機能や機構が導入され、燃費や乗り心地、安全性など様々なポイントが改良、向上していると言えます。
フルモデルチェンジ(全面改良)時であれば、デザインも前モデルと大きく変更され、見た目も刷新されて街中を見渡しても、あまり同じ車に出会わないので、先取り感・優越感を感じることができます。
マイナーチェンジ(仕様変更)でも、フルモデルチェンジほど外見にはインパクトはありませんが、全面的に改良されて発売されるので、機能面では向上していると言えるでしょう。
新型モデルのデメリット
【大幅な値引きを期待できない、新型機構のリコールの発生、人気がでずにリセールバリューが悪くなる】が挙げられます。
まず、モデルチェンジ後は興味が新型モデルに集中しているので、大幅な値引きをしなくても売れる場合が多く、大きな値引きは期待できません。
また、新しく導入された機構の調子が悪く、リコールが頻発する場合があります。無償での修理となりますが、予約してディーラーへ行く手間が発生して、面倒くさいですよね・・
それが何度も頻発したら、『またかよ・・』と気分が落ちてしまうでしょう。
その他にも、人気がでると思いきや、あまり売れなかった場合は新型車といえ、リセールバリューは非常に悪くなってしまいます。
『最終モデル』のメリットとは?デメリットとは?
最終モデルのメリット
【大幅値下げを期待できる・改良され、洗練された機構となっているので故障しにくい】この2点が挙げられます。
当然、デザインは数年前に発売されてから変更されていないので、『新しい!』という感じではないです。
しかし、新型車の発売が近づいてくると、ディーラーは既存の最終モデルを売切らなければいけません。
在庫がある場合は、大幅な値引きをしてでも売切りたいと考えます。
ディーラーにあなたの希望するオプションやカラーの車があれば、驚くほどの大幅な値引きを引き出すことができる可能性があります!
次に最終モデルは、前期型からリコールやマイナーチェンジ、部品の対策を繰り返し行って洗練されている為、最終型は故障やリコールが比較的少ないです。
長い間乗り続けたいと考えているなら、『最終モデル』を選択すると、安心して乗り続けることができるでしょう。
最終モデルのデメリット
【リセールバリューが期待できない・街に同じ車がたくさん走っている】が挙げられます。
まず、最終モデルとはいえ外見やおおまかな機構は、マイナーチェンジ以降変更が無いので、目新しさはありません。
当然、発売から年数が経過している為、中古車市場にもたくさんの台数が流通しています。
そのため、リセールバリューは悪くなる傾向にあります。
しかし、ある一定の車種【大人気車種(ハリアー・プリウスなど)・輸出需要のある車種(ハイエースなど)・働く車(ハイゼット・エヴリィなど)】などは次の需要がたくさんあるので、最終モデルでも高いリセールバリューを期待できるでしょう!
また、街で同じ車がたくさん走っているので、新しい!という感じではないかもしれません。
このデメリットは、デメリットに感じる人と感じない人と分かれる問題ですので、あなたが同じ車がたくさん走っていても気にならない心の持ち主なら、気にせずに最終モデルを購入しましょう!
結局、どちらを選べばよいか?
ここまで新型モデルと最終モデルのメリット・デメリットをチェックしました。ではどちらを選べばお得で賢い選択といえるでしょうか?
新型モデルメリット【新しいデザイン・性能もUP!・街中であまり走っていないとい優越感】
新型モデルデメリット【大幅な値引きを期待できない、新型機構のリコールの発生、人気がでずにリセールバリューが悪くなる可能性がある】
最終モデルメリット【大幅値下げを期待できる・改良され、洗練された機構となっているので故障しにくい】
最終モデルデメリット【一部車種を除き、リセールバリューが期待できない・街に同じ車がたくさん走っている】
どちらも一長一短でどちらを選んでも正解です。
上記のメリット・デメリットを比較して『あなたが最も納得できる選択をする』のが正解だと言えます。
しいて言うなら、あなたが、『新しいものが好きで、リセールを考えているなら新型モデル』
『車両価格重視で同じ車がたくさん走っていても気にならないと考えているなら最終モデル』がおススメです。